◆よくある質問
Q1.「勃起力アップって施術をするの?」
A .施術はしません。勃起力アップの体操のやり方をお伝えします。
Q2.「体操はむずかしい?」
A.自宅でも手軽にできる簡単な体操です。効率よく鍛えるために「コツ」がありますので、それをお伝えします。
Q3.「1日100セットやりました。すぐに勃起力アップする?」
A.しません。
勃起の筋肉は、小さな筋肉ですのであまり負荷をかけすぎると逆に痛めてしまう危険性があります。
1日1セットでもいいので継続させましょう。
Q4.「何日続ければいいの?」
A.早い方だと10日程度で変化が出ます。1か月くらい続けると何かしら変化を感じる方が多いです。
3ヶ月、6か月かかる方もいます。
個人差がありますが、
持病の有無、運動の習慣の有無、食事の習慣等で関係するように思われます。
Q5.「続けるの苦手なんだけど?」
A.新しいことを始めようとするとき、
脳は「現状維持機能」があるため、やめさせようとします。
個別LINEサポートで、あなたが脳に負けないようにお手伝いします。
※実際に体操をするのは「あなた」です
Q6.「体操とかめんどうなんだけど?」
A.クリニックでED治療薬を処方してもらって下さい。
匿名で受診できるクリニックもあります。
Q7.「体操続ければ誰でも勃起力アップするの?」
A.勃起自体ができない方には勃起力アップは期待できないと考えています。
※ED薬で勃起できるならOK。
中田式男性活力メソッドは、主に
「勃起はするけど硬さが足りない」
という方に向けて作りました。
◎中田式男性活力メソッドで体操の効果が期待できない例
①重度の糖尿病をお持ちの方
②ホルモン分泌異常の疾患をお持ちの方
③骨盤神経損傷、膀胱直腸障害など勃起時に働く神経障害をお持ちの方
④重度の慢性炎症疾患をお持ちの方
⑤自力で座位保持ができない方
⑥認知症を発症している方
Q8.「この体操だけやればビンビンになりますか?」
A.中田式男性活力メソッドは、勃起の筋肉のピンポイントトレーニング方法です。
勃起の筋肉は「体幹の筋肉」なので、上半身と下半身の筋肉もないと力を発揮できません。
上半身や下半身の筋肉もつけましょう。
Q9.「勃起の筋肉はどこの筋肉?」
A.勃起の筋肉は「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」というお尻の下、肛門の周りにある筋肉です。
Q10.「勃起の筋肉って何のこと?」
A.骨盤底筋群の1つ、坐骨海綿体筋(ざこつかいめんたいきん)です。
◎坐骨海綿体筋の勃起時の働き
坐骨海綿体筋は、勃起時に重要な役割を果たす筋肉です。
主な働き:
① 陰茎の硬度を高める:
勃起時に収縮し、陰茎の根元にある海綿体を圧迫することで、血液がスムーズに流れ出しにくくなり、陰茎の硬度を高めます。
②勃起を維持する:
勃起状態を長く保つために働きます。
※坐骨海綿体筋は、
・骨盤底筋体操で有名なケーゲル体操
・肛門を締める骨盤底筋体操
では、鍛えるのが難しいです。
◎鍛えるのが難しい理由
骨盤底筋は3つの層で構成されていて深層の筋肉を意識するのが難しいため
◆骨盤底筋について
骨盤底筋は「排便」「排尿」「生殖(勃起、射精、妊娠、出産)」の機能を持つ12個の筋肉が協動で働き、表層、中間層、深層の3層構造になっています。
排便排尿生殖の機能だけでなく、体を支える筋肉として働き、内臓が正常に働くために重要な筋肉です。
◆骨盤底筋を構成する12の筋肉
※随意筋→自分の意志で動かせる筋肉
※不随意筋→自分の意志で動かせない筋肉
①排便排尿時に働く筋肉
肛門を引き上げる筋肉
尾骨筋
恥骨直腸筋
腸骨直腸筋
尾骨直腸筋
この3つを総称して肛門挙筋といいます。
②肛門を締める筋肉
内肛門括約筋 不随意筋
外肛門括約筋 随意筋
内肛門括約筋の方が締め付ける力が強く8割が内肛門括約筋の働きによるもの
③尿道を締める筋肉
内尿道括約筋 不随意筋
外尿道括約筋 随意筋
④生殖に関わる筋肉
坐骨海綿体筋 随意筋
球海綿体筋 不随意筋
⑤内臓保持で働く筋肉
浅会陰横筋 随意筋
深会陰横筋 随意筋
◆骨盤底筋の仕組み
骨盤底筋の仕組みは、「桶の理論」が適用されます。
桶の理論とは、
あるシステムや組織において、最も弱い部分が全体のパフォーマンスを制限してしまうという考え方です。桶の板が最も短いところから水が漏れてしまうように、どんなに他の部分が強固でも、最も弱い部分が全体の性能を下げるというものです。
桶の理論を骨盤底筋に当てはめると、
ある筋肉の筋力が低下して、そのままだと、排便、排尿、生殖すべてで機能低下します。
Q11.勃起の筋肉はどうやったら鍛えられるの?
A.腹式呼吸を使います。
中田式男性活力メソッドの特徴は、
鍛えるのが難しい勃起の筋肉を効率よく鍛えることができることです。
腹式呼吸時には、骨盤底筋群も一緒に働きます。この仕組みを利用してまんべんなく骨盤底筋を鍛えます。
Q12.「勃起の筋肉(骨盤底筋群)はなぜ筋力低下にするの?」
A.いくつか理由があります。
①加齢による筋力低下
②使わないことによる筋力低下
生活習慣の変化により、
・しゃがむこと
・歩くこと
が減ったため。
③手術による筋損傷
痔や鼠径ヘルニア(脱腸)、ガン等の内視鏡手術など
④骨盤周囲のケガによる筋損傷
⑤「無理にふんばる」などトイレの誤った 習慣
Q13.「勃起力体操は何歳からはじめるといいの?」
A.現代人は生活習慣の変化により、しゃがむ機会や歩く機会が昔に比べて減ったため、20~30代の若年層でも勃起不全(ED)の悩みを持つ方が増えています。 浜松町第一クリニックの調査(2022)によれば20~30代の5人に1人がEDの悩みを持っているとの調査結果がでています。 今後の妊活や生活の質を高める観点から20代からはじめることをおすすめします。 Q14.「勃起力体操は何歳まで役にたつの?」 A.一生涯役にたちます。 勃起の筋肉(骨盤底筋群)は、勃起や射精、排便、排尿時にはたらきます。 勃起が必要な時はもちろん、排便や排尿という生涯行う機能の質を維持できます。 骨盤底筋群の筋力低下により発生する ・おしっこをしっかり切ったはずなのに、パンツに戻したら漏れてしまう『尿漏れ』 ・おならをしようとしたのにうんちも出てしまう『便漏れ』 ・うんちやおしっこを我慢できずに漏らしてしまう などの生活の質(QOL)を低下させる要因になるトイレの悩みへの対策になります。 ※高齢者に発生するイメージのある『尿漏れ』『便漏れ』などのトイレの悩みですが 株式会社プラネット「尿もれに関する意識調査」による調査結果:で 20代男性の約23.5%、20代女性の約12.8%が「よくある」「たまにある」と回答。つまり、5人に1人以上が尿もれの経験があるとされている結果がでています。
Q15.「何で骨盤底筋をきたえるの?」
骨盤底筋体操を行う理由は、主に以下のような効果が期待できるためです。
1. 尿漏れの改善・予防
* 咳やくしゃみ、重いものを持ち上げるなど、お腹に力が入ったときに尿が漏れてしまう「腹圧性尿失禁」の主な原因は、骨盤底筋の衰えです。
* 骨盤底筋は膀胱や尿道を支え、排尿をコントロールする重要な役割を担っています。骨盤底筋を鍛えることで尿道を締める力が強化され、尿漏れの改善や予防につながります。
* 男性の場合も、前立腺の摘出手術後の尿漏れ対策に有効です。
2. 骨盤臓器脱の予防・改善
* 骨盤底筋が緩むと、子宮、膀胱、直腸などの骨盤内臓器が膣から下がってきてしまう「骨盤臓器脱」のリスクが高まります。
* 骨盤底筋を鍛えることで、これらの臓器を正しい位置で支える力が向上し、骨盤臓器脱の予防や症状の軽減が期待できます。
3. スタイルアップ効果
* 骨盤底筋は内臓を正しい位置で支えるため、衰えると内臓が下がって「ぽっこりお腹」の原因になることがあります。
* 骨盤底筋を鍛えることで、下腹部が引き締まり、ヒップアップ効果も期待できます。
4. 姿勢の改善・腰痛の軽減
* 骨盤底筋は、腹筋や背筋とともに体幹を支えるインナーマッスルの一つです。
* 骨盤底筋を鍛えることで骨盤の安定性が高まり、猫背や反り腰といった姿勢の改善、腰痛の軽減につながることがあります。
5. 便失禁の改善・便秘の緩和
* 骨盤底筋は肛門を締める役割も担っているため、鍛えることで便漏れの予防・改善が期待できます。
* また、排便時に腹圧をかけやすくなるため、便秘の緩和にもつながると言われています。
6. 性生活の質の向上
* 骨盤底筋を鍛えることで、膣周りの筋肉の力が向上し、性交時の感覚が改善されることがあります。
7. その他
* 骨盤内の血流が改善され、冷え性や生理痛の緩和、ホルモンバランスが整う効果も期待できる場合があります。
* 出産経験のある女性は、出産によって骨盤底筋がダメージを受けることが多いため、産後の回復や将来的なトラブル予防のためにも推奨されます。
* 自律神経を整え、不眠や肩こりなどの不調改善にも役立つ可能性があります。
骨盤底筋は、加齢や出産、肥満、慢性的な便秘などが原因で弱くなることがあります。症状がなくても、健康維持や将来的なトラブル予防のために、継続的に骨盤底筋体操を行うことが大切です。効果を実感するまでには時間がかかることもありますが、日常生活の中で手軽に行える体操なので、習慣化することをおすすめします。
Q15.『腹式呼吸をするときにお尻の下にタオルを置く理由』
A骨盤底筋が鍛えにくい筋肉とされている理由の1つ目は、筋トレをするときの鉄則の鍛えたい筋肉、特に深層の筋肉を意識するのが難しいことです。
それを解決するため、腹式呼吸を使った骨盤底筋体操をするときに必要なものがあります。
それは、お尻の下にタオルを置くことです。
お尻の下にタオルを置くことで、脳に何かあるという感覚を入力します。
その状態で腹式呼吸をすると、
横隔膜と連動して働く骨盤底筋が伸びたりちぢんだりすることを自然と感じることができます。
触覚刺激があると、筋肉の収縮を意識するのに役立ちます。
それにより筋肉を鍛える鉄則である鍛えたい筋肉を意識することができて骨盤底筋体操の質が向上します。
その結果私のように短期間で効果を感じられる可能性が高まります。